一般向け

ジュニアアスリートにおすすめのプロテインはどれ?迷わない選び方と飲むタイミングを解説!

ジュニアアスリートにおすすめのプロテインはどれ?迷わない選び方と飲むタイミングを解説!

「プロテインの種類が多すぎて、どれを選んだらいいか分かりません…」

保護者の方から最もよく寄せられる質問のひとつです。特に中学生前後の成長期では、「プロテインってそもそも必要?」「どれがジュニアに合うの?」という声が多く寄せられます。

今回は、スポーツ整形外科・トレーナー現場の両面からジュニアアスリートを支える立場として、プロテインの選び方と種類ごとの特徴についてわかりやすく解説します。


プロテインの種類と特徴

プロテインの主成分=たんぱく質。ですが、その原材料や吸収スピードによって種類が異なり、飲むべきタイミングも変わってきます

(1)ホエイプロテイン

  • 原料:牛乳(乳清)
  • 吸収速度:速い
  • おすすめのタイミング:練習後すぐ
  • 特徴:スポーツ直後のリカバリーに◎。価格も比較的安く、ジュニア期に最もオススメされることが多いタイプ。

(2)カゼインプロテイン

  • 原料:牛乳(乳の主成分)
  • 吸収速度:遅い
  • おすすめのタイミング:間食・就寝前
  • 特徴:お腹にとどまる時間が長く、腹持ちが良い。空腹時間が長くなるときにおすすめ。

(3)ソイプロテイン

  • 原料:大豆
  • 吸収速度:遅い
  • おすすめのタイミング:日常的な補給
  • 特徴:植物性で、イソフラボンが含まれるため、女性やアレルギー持ちの子にも◎。

ジュニア用プロテインの中身って?

市販されている「ジュニア用プロテイン」には、ホエイやソイといったたんぱく質だけでなく、ビタミン、鉄、カルシウムなどの成長期に必要な栄養素が含まれていることが多いです。

代表的なメーカーを比較

メーカー主成分特徴備考
SAVAS(明治)ホエイ飲みやすく人気。価格も中間。ドラッグストアでも入手可
ウイダー(森永)ホエイ+ソイ栄養豊富だがやや高価1回量多めで高栄養
アストリションソイアレルギー7品目不使用・安心設計甘味料不使用。ネット専売

飲むタイミングは?

プロテインは「飲む量」以上に「飲むタイミング」が大切です。以下のように生活スタイルに合わせて考えてみましょう。

  • 練習後〜夕飯まで時間がある:ホエイプロテイン(速攻リカバリー)
  • 就寝前の補食として:カゼインプロテイン(ゆっくり吸収)
  • 朝ごはんが少ない時の補助:ソイ or ホエイ(吸収スピードに応じて)

あくまでも「補助」として考えよう

大前提として、食事でしっかり栄養が摂れていることがベースです。プロテインはあくまでも補助的に使うものと考えましょう。

たとえば:

  • 練習後にすぐご飯を食べられない
  • 忙しくてバランスの良い食事が難しい
  • 運動量に対して食事量を食べきれない

そんなときに、うまくプロテインを活用するのが◎。


まとめ

  • ジュニアアスリートにとって、プロテインは「必要な時に、適切な種類を選ぶ」ことが大切。
  • ホエイ=吸収速く運動後向き、カゼイン=持続補給、ソイ=植物性で安心。
  • 食事が基本。あくまで足りない分を“補う”役割として考える。

迷ったらLINEでご相談ください!

「どれが合っているのか不安」「飲み方がわからない」などのご相談はLINEで無料受付中です👇

公式 LINEで痛みのセルフケアチェックリスト&ご相談受付中!

Posted by yamada in コンディショニング, 栄養, 0 comments
ジュニア期にプロテインってどうなの?保護者からよくある質問に答えます

ジュニア期にプロテインってどうなの?保護者からよくある質問に答えます

「中学生でプロテインって大丈夫ですか?」

これは、保護者の方からよく聞かれる質問のひとつです。

実際に私のもとにもたくさんの相談が寄せられています。

今日は、そんな悩みに対して現場トレーナーとしての立場からまとめてみました。

まず、プロテインは何のために飲む?

プロテイン=「たんぱく質の補助食品」です。

つまり、必要なたんぱく質が“食事で足りない時に補う”ためのもの。

でも実際には、この「そもそも何のために飲むのか?」を理解しないまま使っているケースも少なくありません。

まずは「どれくらい必要か」から確認してみましょう。

成長期に必要なたんぱく質の量は?

たんぱく質は、筋肉・骨・内臓・ホルモン・髪・爪など、身体のほとんどを作っている重要な栄養素です。

【参考】厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2015)』によれば、

  • たんぱく質の推奨量は、 例)男子中学生で約50g〜60g程度/日

しかし、運動をしているジュニアアスリートの場合、消耗量が大きいため、次のような摂取量が推奨されています:

▶ 推奨量の目安

  • 体重1kgあたり 1.2〜2.0g/日 → たとえば体重50kgの中学生なら、60〜100g/日

🍱 実際の食事でどのくらい取れるの?

例として、たんぱく質量をチェックしてみましょう:

食品たんぱく質量
サラダチキン(1パック)約24g
牛乳(200ml)約6.6g
納豆(1パック)約8.4g
すき家の牛丼 並盛約23g

仮に1日3食しっかり食べても、意識しないと必要量に届かないこともあるのが現実です。

プロテインは「足りないときの補助」として考える

練習後すぐに食事ができない、または食が細い、好き嫌いが多い、家庭の事情でバランスがとりづらい――。

そんな時に「補助」としてプロテインを活用するのは、選択肢として“あり”です。

大事なのはこの考え方

食事で足りていれば飲む必要はなし、食事で足りなければ補う形で活用する

プロテインはあくまでサプリメント(補助食品)。

薬ではないし、飲めば大きくなる“魔法の粉”ではありません。

よくある質問と私の答え

Q:「じゃあ、うちの子も飲んだ方がいいですか?」

A:「日常の食事を確認して、必要であれば補いましょう」

Q:「どんな種類がいいんですか?」

A:「まずはホエイ(乳由来)が一般的ですが、アレルギーや目的によって変わります」

Q:「飲むタイミングはいつがいいですか?」

A:「運動後30分以内が吸収効率が高いですが、1日全体の摂取量の方が大切です」

※種類やタイミングについては、また別記事で詳しく解説します!

まとめ

  • 食事で必要量を摂るのが基本
  • 補えない場合はプロテインを「補助」として
  • 成長期の子どもにこそ、無理のない食生活の設計が大切

「なんとなく不安だからとりあえず飲ませる」のではなく、

目的と必要性を考えたうえでの選択が、ジュニア世代にはとても大切です。

Posted by yamada in コンディショニング, 栄養, 0 comments
痛くない=完治、ではない

痛くない=完治、ではない

「もう痛くないんで試合出ていいですか?」

現場でトレーナーをしていると、こんな場面によく出くわします。

でも本当に“痛くない”というだけで、復帰していいのでしょうか?

最近サポートしているチームでも、ケガの多発と復帰判断について、改めて考える機会がありました。

「痛くない=完治」ではない理由

痛みはあくまで“症状のひとつ”です。

  • 骨折していても痛みがなくなることはある
  • 炎症が引いても、組織の強度は回復していないこともある
  • 動作は問題なくても、筋力や可動域にアンバランスが残っていることもある

つまり、痛みが引いたからといって完全に治ったわけではないんです。

復帰判断に必要な視点

復帰の可否を決める時、私はこんなことを確認しています:

痛みの有無安静時・運動時・翌日の反応まで
動作の安定性ジャンプ・片足着地・方向転換などの再現性
柔軟性や筋力元の状態と比べてどうか(左右差など怪我以外の部位も含めて)
精神的な準備再発への不安、競技への集中度


そして何より大切なのは、選手自身に“判断する力”を育ててもらうことです。

 無理な復帰で起きるリスク

選手が「出たい」と思う気持ちは本当によくわかります。

でも私はこう問いかけます。

「自分だけじゃなく、相手にもケガをさせる可能性があること、考えたことある?」

接触プレーがある競技なら、特にこれは大切な視点です。

“再受傷”は自分だけの問題ではない。 それを伝えることで、選手も少しずつ冷静に状況を見られるようになります。

「治ったあと」にできることが本当は一番多い

痛みがなくなった=終わり、ではありません。

  • なんでケガしたのか?
  • また繰り返さないために何が必要か?
  • 柔軟性?筋力?フォーム改善?

この「痛みのない時間の使い方」こそ、次の成長を左右するカギになります。

ジャンパー膝などの慢性障害でも、症状が出ていない間のフォローこそが大切なんです。 

まとめ

ケガの復帰判断は、選手・保護者・コーチ・トレーナーの共同作業です。

でもその中で私は、できるだけ選手自身にこう問いかけるようにしています。

  • 「今、戻るタイミングとして本当に適切か?」
  • 「何が足りていないか、自分で感じているか?」

最終的には、“自分で体を管理できる選手”になってほしい

そのために、一緒に悩んで考えていきたいと思っています。

Posted by yamada in コンディショニング, 0 comments